つれづれ日記

Mi piaccion quelle cose...

コロナ感染

ブログ開設後早々に、コロナに感染してしまいました。

私にしては珍しく予定が詰まっている時期で、スケジュールの変更やキャンセルをお願いした皆様には本当にご迷惑をおかけいたしました。幸い軽症のまま自宅療養を終えることができたのですが、いくら軽症であってもコロナになどかかるものではないですね…。

症状が出たのは7月9日(土)の夜。のどの違和感と節々のだるさ、全身の熱っぽさがあり、体温を計ると37度台の発熱がありました。翌日に声楽の伴奏合わせを控えていたため、祈るような気持ちで再度検温すると熱は38度台に。

関係各所へ連絡ののち、発熱相談センターへ連絡して近隣の医療機関の連絡先を教えていただきました。なかなか電話がつながらず、診察の予約がとれたのは11日の月曜日になってから。夕方の診察でコロナ感染が確定しました。

コロナ感染者へは解熱鎮痛剤のみ処方されるケースが多い様で、私がいただいたお薬もカロナール20錠だけ。この時点で強いのどの痛みと腫れがあったため、Twitterで検索して評判の良かった市販薬をネットで購入したのですが、これがとてもよく効いてくれました。

第一三共ヘルスケアの「ペラックT錠」というお薬で、飲んでからしばらくすると「あれ?効いてきたかも?」と効果を実感し始め、しぶとく37度台から下がらなかった熱も36度台に落ち着きました。平熱で、のどが痛くないってなんて素晴らしいのでしょう!! おかげで睡眠がとれるようになり、3日ぶりに食事も食べられるようになり、少しずつ回復していきました。

※市販薬の服用の可否につきましては、必ずお医者様などの専門家へご確認ください。

発症から10日後、自宅療養最終日の19日(火)には症状軽快から72時間以上が経過していましたが体力が戻らず、お昼ごはんを食べるだけで疲れ、イタリア古典の伴奏を2~3曲さらっただけでお布団で伸びているような状態でした。週末に伴奏の本番を控えていたため、気持ちばかりが焦ります…

そんな中、わざわざ「お見舞い」を届けて下さった方がいらっしゃいました。デパ地下のハンバーグ、ポテトサラダ、老舗パン屋さんのアンパン、とろけるプリンなどなど、私の好きな美味しいものばかり…神!! お心のこもったごちそうのおかげで日ごとに元気になっていきました。

そして24日の日曜日、伴奏の本番が終了しました。今回はブラームスの歌曲やオペラ≪アイーダ≫のアリアなどヘビーな曲も入っていたため、本当にどうなることかと思いましたが、どうにか穴をあけることなく終えることができて安心しています。

たくさんご迷惑をおかけしてしまった主催の先生(大学の先輩でもあります)や、ご一緒させていただいた歌い手の皆様の温かいお言葉に触れ、そして大好きな音楽をたくさん聴いて、舞台の上でどんどん元気になっていくような一日でした(笑)早速本番の録画を送っていただきましたので、ただいまひとり大反省大会を挙行しております(;'∀')

コロナに感染して改めて、ひっ迫する医療現場の状況とパンデミックの恐ろしさを実感しています。ご対応くださった発熱相談センターの方、何度もお電話してしまった病院のご担当者様、そしてスケジュールを調整して診察してくださったクリニックの先生、看護師の皆様に心より御礼申し上げます。

コロナは40度の熱が出ても「軽症」、肺炎を発症して呼吸困難になっても「中等症」、そして人工呼吸器をつけなければ生命の危機が危ぶまれる段階になってやっと「重症」と認定されるそうです。厳しい暑さによる身体の疲れに加えて、何かとショッキングな出来事が多い世の中です。睡眠と栄養をしっかり摂って、どなた様も心身ともに健やかにお過ごしください。